こんにちは!今回はサッカーにおけるジンガについて紹介していきます。
よくジンガって聞くけどどんなものなのか分からない、ジンガをやってどんな効果があるか分からない、といった子どもたちやお父さんお母さん向けの内容になります。
普段スクールの中で指導している練習内容を踏まえて解説していきます!
ブログの記事を読む時間がないという方はクラブのインスタグラムに1分ほどでムービーをまとめています。気になる方は下記の動画をチェックしてみて下さい。)
目次
「ジンガ」とは
ジンガの練習効果
ジンガの練習方法とコツ
上達してきたら
まとめ
1.ジンガとは
そもそも「ジンガ」とはポルトガルの言葉で「揺れる」「ふらふらと歩く」という意味です。そもそもサッカーの専門用語ではなくカポエイラ(ブラジルの国技にもなっている格闘技)の基本ステップをジンガと呼んでいました。サッカーにおいては揺れたりふらふら歩くように見えるステップやドリブルのリズムのことを指します。
サッカーの本場ブラジルではサッカーのセンスがある選手のことを「ジンガがある」と言ったりします。
2.ジンガの練習効果
ジンガは常にボールが足に触れているように触り続け「舐める」ようなタッチでボールを動かし続けます。
常にボールが足にまとわりついているように見えるため、相手は奪いに行くタイミングがつかめず中々ボールを取りに行くことができません。
ジンガは試合中にも使える技術の一つですが、練習で取り組むことによって個人技術の向上に大きく繋がります。実際に毎日コツコツと練習をしていくことによって常にボールに触っている感覚を養うことができます。実際に試合中の子ども達もジンガを練習に取り入れる前と比べてドリブルの最中にボールを奪われる回数が減っていきました。相手が奪いに来ても足元にボールを置いているためなかなか取られにくいんです。
3.ジンガの練習方法とコツ
ジンガにはいくつか種類がありますが今回はいつもスクールで子どもたちに教えている練習を解説していきます。(ポイントを動画にまとめています!時間のない方はこちらから!)
step.1
体の真ん中にボールを置く
ジンガを行うときはボールは自分の膝の下に置いておくのが大切!!足からボールが離れてしまうとボールを触れても次のタッチが上手くできません。
step.2
乗せる→行き過ぎる→チョン(反対足の親指)→戻る
最初はなかなか上手にできません。(もちろんコーチ達もです!)まずは「乗せる・・行き過ぎる・・・チョン・・・戻る・・・」と口に出してみながら練習すると順番が整理されてできるようになっていきます。最初は正しい順番で行うことが何よりも大切です。ゆっくりでいいので丁寧にやってみましょう!
step.3
step.2を反対の足で行う→最初の足で行う
あとはひたすら繰り返しです。親指で触る「チョン」の時は自分の膝の下からボールが離れないように優しく触るだけにしましょう。強く触ってしまうとボールが転がって足から離れてしまいます。
4.上達してきたら
最初はボールを触る順番を確認しながらゆっくり丁寧にやってOKです。徐々に慣れてきて膝の下でボールが離れないようになってきたら・・・
スピードを少しづつ早めてみる
目を瞑ってやってみる
など、少し難易度を上げていってみて下さい。ジンガをマスターして試合中のドリブルで無意識にボールが足に吸い付くようになったら100点満点です!!!
5.まとめ
今回はサッカーのステップの一つで練習でも取り入れることができる「ジンガ」について紹介していきました。サッカー初心者でも比較的簡単にできるようになります!毎日コツコツジンガを練習してドリブルが急激に上手になった子ども達を何人も見てきました。いつもジンガの練習のときに「だまされたと思って毎日5分練習してみてね」と伝えています。コツコツ積み重ねた子どもたちがドリブルも上手になっています。
ぜひ毎日の練習の中に取り入れてみて下さい!
ミスモサッカースクールでは「全員主役」をモットーに「できないところ」ではなく、
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